本って何から読めばいいんだろう?

古文古書

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こんにちは、本を読むのがめちゃくちゃ遅いAnorakです。

今日も前回↓に引き続き読書の話題です。

岩波文庫

なぜ勉強するのか?なぜ本を読むのか?

2020年2月18日

ぼくはいつだったか、たぶん18、9才くらいのとき

よし、自分は本を読むのだ!

という漠然とした、でもものすごい重い課題を自分に課したんですけど、

そうしようという熱はあっても、はて何から読んだらいいかわかりませんでした。

 

それでとにかく自分の関心のあった、哲学、倫理学、(記号)論理学、心理学なんかの入門書を書店で長い時間かけて選んで、なんだかよくわからない熱意と共に持ち帰ったんですが、まあいま思うとあんまり効率的でもありませんでした。

そのとき買ったうちでは哲学の入門書だけは熱心に読みましたが。

まあ、でも哲学の入門書なんて、よくわかんない認識とか観念とか現象とか定立とか自我とか、そういう熟語がなんか助詞と接続詞で繋がれてるみたいなもんで、意味があるのかないのか、人によっては哲学アレルギーになりそうなものです。

 

まあ昔話はいいや

それで、最近も前回書いたトルストイの人生論とかとにかく本を読もうという気持ちはあるんで、その何をどういう順番で読んでいくか?という問題は今も同じようにあり続けています。

それに最近はどのくらいのペース(速さ)で読んでいくか?ということも考えはじめました。

僕は同じ本に何年もかじりつく執念深さはあるんですが、すらっと読み飛ばすのがとにかく苦手で読むのに時間がかかります。人生あと何年あるのかわからないのでこれは大きな問題です。

 

これまでこのブログでも読書に関わる記事をたくさん書いてきました。

たとえばこれとか↓

教養を身につけるために・・・読書初心者が覚えておくとよいことをまとめてみる。

2016年6月28日

実に恐れ多いタイトルがついてます笑

内を読んでみると・・・うーん

そうですね、ガチガチすぎて窮屈な感じがしますね笑

でも僕なりにいろいろ気をつけて書いてある感じもします。

こういうまとめ形式というか記事の形はブログ的に必要だったから取っているんですが、あまりうまくいっているとは言い難いですね笑

いまでもそうかなあと思うのは岩波文庫とか、古典的な名作から読んではどうかってところですね。

目的がはっきり決まっている場合は別ですが、何か面白いものが読みたいとか、教養として読みたいという場合は最近になって書かれたものよりも古典的な、昔書かれて評価の固まっているものを読んだ方がいいかなあと思います。

新しいものは面白いかどうかわかりませんしね。

さてこれから何を読もう

このブログを昔から読んでくださっているかたなら知っていると思いますが、

僕は僕の先生からうつされた「老人性古本症候群」によって、安くていい古本を手に入れることに喜びを覚える体質なので、部屋が古本であふれています。

最近になってあんまり部屋が散らかっているのでいよいよ整理しようと、本棚を用意したりして少し整理しました。

整頓された本たちをみているとそのなんというか、その「成果」に嬉しくなってくるんですが、この老人性古本症候群というのは、

初期段階では「読むべき(安くて)良い本を手に入れる」というまだ健康的な精神状態にあるんですが、

そのうちに「将来読むべき良い本を手に入れる」という中期の段階にはいります。

そうするとだんだん読んでいない本が増えてきます。

そして末期になると「読む予定はないが良い本を手に入れる」極めて悪質な病状に変化してきます。

そうなってしまうともうブレーキが効かなくなってきます。自分の読める量などに関わらず買ってしまうんですから。

 

だから僕はいままだ読んでいない本というのを大量に持っている状態にあります。

害なのか益なのかしりませんが、とにかく読もうと思えば読めるだけの本があるんで、これを今後どうこなしていくかというのは大きな課題になると思います。

余談

とくになんの解決も見ないまま余談に入ります笑

まあそれで、このブログでも今後も読書に関わる記事を書いていこうと思ってます。

本の読み方とか面白い本とかあったらぜひ↓のコメントででも教えてください!

セキュリティの関係上Eメールアドレスとかをいれないとコメントできなくなってるんですが、フリーのアドレスとかでも大丈夫なので、まあよければ

いまこのブログでは各ページにされたコメントはそのページ上でしか表示されていなくて、ホームページとかでは見られないので、わからないと思うんですけど、過去の記事にもたま〜にコメントがあったりします。

だいたい返事していると思うんですけど、コメントは全部読ませてもらってます。ありがとうございます。

 

なんかある記事ではコメント欄上でコメント同士の白熱した戦いが繰り広げられていたりして、僕は怖いので反応していませんが、結構面白いです。

 

上にも書きましたが最近本とかの整理をしていて、ノートとかメモとかもでてきて、

とくにメモは大量にあるんですが、

もう随分前で忘れてしまっていたものが結構あって、見返していると笑えるものもあったりします笑

その中からいくつかお見せします。

単語帳

これは単語帳ですね。

一時期英語とかドイツ語の詩を連続して読んでいて、そのときにつくっていた単語帳です。

一番上の黄色いノートには恐れ多くも

ゲーテ詩集

と書かれています。その下は

イースターのうさぎ

とかいてあります。これはドイツの子供向けの詩集で、版画と詩が一緒になった本ですが、美しいものです。

ゲーテ詩集単語帳

これ中身です。

中をぱらぱらめくっていると、ほとんど基礎的な単語までびっしり書いてあって、よくこれでゲーテの詩集読んだなあと思います笑

このページのMIGNONってのがいい詩なんですよねえ・・・

今度記事書こうかな?

 

前綴りとアクセント

これはメモ。こういう雑紙に書かれたメモとかあと習字したものとか大量にあります。あれどうしよう・・・

これはドイツ語についてのメモで、関口存男という大学者の語学書からそのまま書き写したものだと思います。

ちょっと変体仮名を使って書いてあるので読みにくいですが、

un… 強音の位置は名詞に於ては概ね前綴にあり形容詞の場合は一定しないが、…bar, …lich, …sam等の語尾を有するものは語幹に置かれるのが常である。なほ動詞よりの転成形容詞等にあつては動詞の原義に重きを置くか否定に重きを置いて比喩的に用ゐるかに依つて強音の位置を定められるものがある。

と書いてあります。

今読んでもへえ〜と思います笑

 

作文ノート

これは上にも書いた関口存男という人の「独作文教程」(Technik der Uebersetzung aus dem Japanischen ins Deutshe)という独作文の教科書の作文ノートと、山田孝男という国語学者が書いた「国語学史要」という本を読んだときのメモ用?ノート

ドイツ語作文

中はこんな感じでびっしりドイツ語が書きつけてあります。これは先生に解答を添削してもらってたので、何かそのあとがありますね。

この独作文教程って本結構難しい本で、でもこうやって真面目に全部作文していったんですが、それにしては身についた気もしないというか、頭の悪さがどうも目立ちます笑

たしか8章くらいまであって、1から6まで全部こなしたと思います。そのあとは難しいので今後の人生にまわしました。

国語学のーと

こっちは国語学のほう

これなんのためにこのノートつくっていたのかわかりませんが、なにか仮名遣いなどに関わって難しいことが書いてあります。

で、面白いのがこの日付ですが、拡大すると

ノート拡大

この間二週間さぼってますね笑

ノートとかみてると結構間隔があいてたりして、その辺に僕の頭の悪さというか、まず一番に改善すべき点があるような気がします。

なんかこうみてると一見非常に難しそうなことをこなしているように見えますが、

実際それが身についているかというとそうでもないんで、形ばっかり立派で中身がないというか、これからはもう少し効果的な読書と勉強をしていきたいですね。

 

ではまた次回の記事で!

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