どうもAnorakです。
この記事でTままさんの個展にタッジーマッジーを持っていったことを書きましたが、その時収穫した余分のラベンダーなんかを干しておきました。
このハーブが干せたので今回は初めてハーブ石けんを作ってみることにしました。
ハーブ石けんづくり
初めて作るので勝手がよくわかりませんが、とにかくやってみます。
レシピ(1個分)
- 石けん 100g
- ドライラベンダー 大さじ2杯
- はちみつ 大さじ1杯
- 湯 適量
ハーブの香りを楽しむために石けんは無香料のものがよいでしょう。
石けんを手作りするときはこんな↓
石けん素地があると便利みたいですが、今回は固形せっけんから作ります。
ハーブはドライのものを使います。
基本的にハーブというのは干したほうが性質が強まるみたいです。
フレッシュ(生)の場合は量を1.5倍ほどに増やします。
今回はこれだけの材料で一番単純のものをつくりますが、なんらかの性質を与えるために他の材料を添加することもできるようです。
ハーブ石けんづくり開始
今回の材料はこちら
ラベンダー以外に、セージとタイムの石けんも作ってみます。
タイムはドライのものが少なかったので、新たに摘んできました。
セージのほうは香りが独特なので、レモンバームも足してみることにします。
使う石けんはこれ
◇純植物性シャボン玉 浴用 100g×3個入(Amazon)
この記事で紹介した「シャボン玉石けん」です。
ハーブ石けんですから、どうせなら植物性のものにしたいので、今回はこれを5個用意しました。
ちょっと量が多いですが、ハーブ石けんが出来たらくれよという要望があったので一応多めにつくります。
①使用する部分を分けて細かくする。
ラベンダーは花の部分だけ使うので、取り分けます。
すり鉢や乳鉢で細かくします。
セージやタイムも刻んでおきます。
②ハーブのエキスを煮出して抽出
ラベンダーは2/3の量を10~15分くらい弱火で煮ます。
焦げないように注意
③せっけんを卸す
ハーブを煮るのに時間がかかるのでこの間に石けんを細かくします。
石けんとハーブを混ぜるのに細かくする必要があります。
卸金などですり下ろします。
がりがり・・・
ええい!面倒だ!
最初は頑張ってすりおろしていたのですが、5個すりおろすのはかなり労力が要ります。途中から薄切りに変化しました。
(これが後に失敗を招く・・・)
④ハーブ液と石けんを混ぜる
抽出完了しました。
ラベンダー
タイム
セージ&レモンバーム
ラベンダーの煮出した”ガラ”はこんなようになりました。
色がぬけています。
でもまだ香りは結構残っていて、窓辺に干しておくとよい香りが部屋に充満していました。
石けんは湯煎して柔らかくします。
今回は大きめのどんぶりを使いました。
石けんにラベンダーの液ととっておいた(煮ていない)ラベンダーを投入
ちょっと分りにくいですけど、液を注いだところは真っ青でちょっと緑がかった不気味な色になっています。
混ぜます。
最初真っ青だったのが混ぜるとすぐに茶色っぽくなりました。
これが不思議でした。なんらかの化学反応でしょうか?
まあ市販のラベンダー石けんもこんな色なので多分問題ないでしょう。
そうだ、はちみつも忘れずにいれておきます。
地元のよいはちみつなのでちょっともったいないですが・・・
はちみつを入れると保湿効果があるようです。
それに作っている間甘いよい香りがしていました。
で、こねます。
しかし、ここで問題発生
大きい石けんの塊がなかなか混ざらない。
すりおろすのはこのためだったようです。
まあ出来る限り混ぜました。
⑤成形する
全体がよく混ざったら成形します。
このときローズウォーターなんかがあるとよいみたいです。
そんなおしゃれなものはないので、湯をちょっと手につけて形を整えます。
クッキー型なんかがあればそれを使ってもいいでしょう。
今回はなかったので仕方なくラップを使いましたが、おそらく下敷きはオーブンシートなんかのほうがよいと思います。(乾燥のためにも)
これはラベンダー
写真をみると固形の部分が残ってしまっているのがわかると思います。
タイム
セージ
セージのが一番石けんの細かいところでつくったので上手くいっています。
⑥乾燥させる
風通しのよい涼しいところで1~2週間乾燥させます。
場所が悪いとカビが生えるらしいので注意
おわりに
作った石けんはとてもよい香りがしていました。
5個、しかもハーブの種類を分けて作ったから大変でしたけど、1、2個なら簡単にできるので定期的に作ろうかと思います。
失敗を生かして次はちゃんと細かくします笑
薄切りにしてもその後包丁でみじん切りにすれば大丈夫な気がします。
みなさんも興味があれば是非つくってみてください。
身近にハーブの手に入らない人は農家に注文してもよいと思います。
調べると無農薬無施肥でつくっているこだわりのハーブ農家が意外とおおいみたいです。
ハーブ自体強いからやりやすいということもあるのかもしれませんが。
ハーブ石けんを使った感想なんかはまた別の記事に書きます。
では今回はこのへんで、Tschüß!
わかりやすいです
つくってみました!