2017年2月10日投稿 2月13日更新
無線で通信できるゲームが出てきたとき、これはすごいと感激したものでしたが、いまや無線通信はあたりまえ、誰でもスマホを持ち、イヤホンも無線化が進んでいます。
Bluetooth(ブルートゥース)イヤホンも進歩めざましく様々な機種がでていますが、この記事ではおよそ10,000円~20,000円で値段にみあった、あるいはそれ以上と思われるイヤホンを選んでみました。
おすすめBluetoothイヤホン
(Bluetooth)イヤホンを選ぶ際にはいくつか知っておきたいことがあります。
それらについてこの記事の後半でまとめておきましたから、先に読むことをおすすめします。
注意
・イヤホンの聴こえ方、装着感は個人の意見です。
・イヤホンのスペックはおおよその値です。
・価格は2月10日現在Amazonでの価格です。
・画像はAmazonからです。
Bluetoothイヤホン
BackBeat Fit (Plantronics)
◇ BackBeat Fit Blue BACKBEATFIT-BL(Amazon)
- ドライバー:ダイナミック型
- 周波数帯域:50~20,000Hz
- 音圧感度:108dB/mW
- インピーダンス:16Ω
- Bluetooth Version:3.0
- プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- 連続音楽再生時間:8時間
- 連続通話時間:6時間
- 連続待受時間:14日間
- 充電時間:2時間
- 重量:24g
- 価格:9,640円
スポーツ用のイヤホンで、防水・防汗です。
水洗いもできますから、ランニング・ジョギング用にはいいですね。
15分の高速充電で約1時間再生可能です。
首の後ろにまわして使うネックバンド型ですが、形はインナーイヤー型で、周りの音を完全に遮断することはないので、外で使っても安心ですが、逆に騒音のある場所ではききにくいということがあるかもしれません。
全体的にバランスのいいクリアな音で各ジャンルに合うと思います。
VASA Blå (SUDIO)
◇Sudio Vasa Bla ワイヤレスイヤフォン リモコン付き (Amazon)
- ドライバー:ダイナミック型
- 周波数帯域:18~23,000Hz
- 音圧感度:112dB/mW
- インピーダンス:32Ω
- Bluetooth Version:4.0準拠
- プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- 連続音楽再生時間:8時間
- 充電時間:2時間
- 重量:14g
- 価格:13,824円
10分クイック充電機能つき
なんといっても品のあるデザインがよいですよね。それに軽いです。
女性にプレゼントするならこれかなあと思います。
音は高音から低音までよく聴こえますが、ピアノや弦楽器などを聴くとやや角のとれた音に聴こえます。
よくいえばマイルド、悪く言えば(ほんの少しですが)くもった感じ。
聴き疲れしにくいと思うので、特にポップスやロックにはおすすめです。
EVEREST 100 (JBL)
◇EVEREST 100 V100BTBLKGP(Amazon)
- ドライバー:ダイナミック型
- 周波数帯域:10~22,000Hz
- 音圧感度:96dB/mW
- インピーダンス:
- Bluetooth Version:4.1
- プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- 連続音楽再生時間:6時間
- 充電時間:2.5時間
- 重量:16g
- 価格:14,463円
装着感がよくて遮音性の高いイヤホンだと思います。
音は高音がややくすみ、弦楽器などの音がきつい感じがしますが、バランスはよく、ポップスには合います。どちらかといえば低い音のほうがよくなると思います。
X2 (JayBird)
◇X2 MIDNIGHT JBD-EP-000008c(Amazon)
- ドライバー:ダイナミック型
- 周波数帯域:20~20,000Hz
- 音圧感度:
- インピーダンス:16Ω
- Bluetooth Version:3.0+A2DP
- プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- 連続音楽再生時間:8時間
- 連続待受時間:10日間
- 充電時間:2.5時間
- 重量:13.8g
- 価格:17,800円
これもスポーツ用イヤホンで、防汗性能があります。
僕はイヤーチップが合わないなどとあまり思わない方なのですが、めずらしく付属のイヤーチップが合いませんでした。というわけでもしかすると合わない人が多いかもしれません。(そうすると別売りを買うことになります。)
これも音質がよいイヤホンとして評判のもので、クラシックからロックまで聴けます。まあどちらかといえばポップやロックなどのほうが合うと思いますが。
Bluetooth+ANC(アクティブノイズキャンセリング)イヤホン
以下はノイズキャンセリング機能つきのBluetoothイヤホンです。
ノイズキャンセリングとは?
ノイズキャンセリング機能はその名のとおり”ノイズ”を打ち消してくれる機能ですが、外の音がすべて消える、あるいは弱まるわけではありません。
普段生活していると気づきにくいですが、私たちの周りは、特に都市部だと、いつもなんらかの”ノイズ”がなっています。
具体的にいうとエアコンや電車などの”ゴーッ”という音などです。
ああいう音に限って弱めてくれます。
言葉では説明しにくいですが、使ってみるとよくわかります。
Smart Quiet WS-7000NC (SoftBank SELECTION)
◇Smart Quiet WS-7000NC (Amazon)
- ドライバー:ダイナミック型
- 周波数帯域:20~20,000Hz
- 音圧感度:91dB/mW
- インピーダンス:16Ω
- Bluetooth Version:4.0
- プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- 連続音楽再生時間:9時間(ANC ON)/11時間(ANC OFF)
- 連続待受時間:10日間
- 価格:9,600円
※ANC:アクティブノイズキャンセリング
服や鞄などにとりつけて装着するタイプで、それがやや不便かもしれません。
高音がやや弱い感じはしますが、ノイズキャンセリング機能搭載のBluetoothイヤホンとしてはかなり安くコスパの高い製品です。
勉強等周りの音が気になるときにも使えます。
ATH-BT08NC (audio-technica)
- ドライバー:ダイナミック型
- 周波数帯域:20~24,000Hz
- 音圧感度:100dB/mW
- インピーダンス:16Ω
- Bluetooth Version:3.0
- プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- 連続音楽再生時間:8時間(ANC ON)/13時間(ANC OFF)
- 連続待受時間:100時間
- 充電時間:3時間
- 重量:35g
- 価格:18,680円
バランスよくクリアな音でクラシックもよく聴こえました。
”聴きやすい”という印象です。
ただiphone(7)で聴くとやや音量がとりにくい感じがあり、また首に回すタイプでちょっと見た目が大仰な感じがあります。
Bluetoothイヤホンの選び方
1,イヤホンの基本的なスペックについて
上の記事に書かれているイヤホンのスペック
- ドライバー
- 周波数帯域
- 音圧感度
- インピーダンス
については『【コスパ最強】安くて高音質のおすすめイヤホンをまとめてみた 』に書きました。
他イヤホンを選ぶときに知っておきたいことをまとめてあるので、参考にしてください。
また音を確かめるのに使った曲も同じものです。
2,連続再生時間
Bluetoothイヤホンはワイヤレスですから、連続再生には限度があり、充電が必要になります。
そこまですぐ電池切れということもありませんが、連続再生時間と充電時間は利用法と合わせて確かめておいたほうがよいです。
特にノイズキャンセリング機能がついたものはノイズキャンセリングも電気を使うため注意が必要です。
機種によってはバッテリーが切れると使用不可になるものもあります。
3,バージョン
Bluetoothにはバージョンがあります。
イヤホン自体にバージョンがあるのはもちろんですが、発信側(スマートフォン等)にもバージョンがあります。
バージョンが異なっても基本は接続することはできますが、例えば4.0から追加された機能は両方が4.0以上でないと使うことができません。
例えばiphone6や7は4.2です。
・主な機能
3.0:最大通信速度24Mbps
4.0:従来より大幅な省電力化
4,プロファイル
Bluetoothは様々な機器間で使われるために、いわばいろいろな機能があり、これもまたバージョンと同じく互いに対応していないと使用することができません。
・オーディオ機器の場合問題になる主なプロファイル
A2DP:ヘッドフォンやイヤホンに音楽をステレオで伝送するためのプロファイル
AVRCP:オーディオをリモートコントロールするためのプロファイル。ワイヤレスイヤホンにいわゆる”ボタン”がついていてもプレーヤーが対応していなければ操作できません。
HSP:携帯電話等とヘッドホン・イヤホン間でモノラル音声をやりとりするためのプロファイル。(通話のためにはもちろんマイクが必要)
HFP:電話等の発信や着信時の応答が可能になるプロファイル。
あとがき
ワイヤレスはやっぱり通勤通学など外で聴くには便利ですよね。混んだ電車でも線がなくて引っかかることも少ないし、リモコンもついているのでプレーヤーやスマホを取り出す必要がありません。
ただ、同価格の有線イヤホンに比べるとどうしても音質は落ちてしまうようです。できれば用途別に持ちたいところですね。
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