こんにちは、きつねです。
僕は本が好きで、
読みもしないのにどんどん買い込み部屋を本だらけにする病気があって、
携帯電話は持たなくても平気だが、本はもっていないとどうも不安だからいつも文庫や小型の辞書をもっているのですが、
本は紙ですから持ち運ぶと痛むんですよね。
本屋でカバーをくれることもありますが、くれないこともある。
そういう時僕は即席のカバーをつくっています。
なんてことはない簡単ブックカバーの作り方
紙でつくる基本のカバー
作り方は一応自分で工夫しつつ考えたのですが、単純なつくりなので、同じやり方をしている方はたくさんいると思われます。
今回は持ち運ぶことの多い文庫本で作ってみます。
1、本に合わせて紙を選ぶ
本は色々と大きさがあるので、それに合わせて紙を選ぶ必要があります。
それか、大きいサイズの紙を本に合わせて切ります。
本に対してこのくらいの大きさがあればよい。
具体的な目安は
縦 本の長さ+6センチ程(上3センチ+下3センチ)
横 本の幅×2+6センチ程(左3センチ+右3センチ)
表紙が厚い時や項数が多い時は少し大きめにする。
多い分にはよいが、小さいと読んでいる時にカバーが外れたりするのでよくない。
なれると目測でだいたいわかるようになります。
2、本を上下の余白が同じ長さになるように置く
大体で良いです。
3、本の長さに合わせて折る
この時本の長さより若干長くなるように折るのがコツ
これも表紙の厚さや、紙の厚さによるが、5ミリ位が目安。
4、本に沿って畳む
上下大体同じ長さで飛び出すようにする。
5、印をつける
画像ではわかりやすいように線をひいていますが、折り目等をつけるだけでよいです。
ここでも本の幅ぎりぎりではなく、それより少し長めになるようにする。
それか、折り目をつけずに飛び出ている部分の両方を表紙の裏に一旦折り込んでもいいです。それで折り目がつきます。
6、印に沿って折る
7、折った部分に表紙を差し込む
これが重要なところ
8、裏返す
9、同じように折って差し込む
ハードカバー等表紙が固い時は差し込みにくいので、本を傷めないように注意
10、完成
ただ挟んでいるのではなく表紙を差し込んでいるのでカバーがずれません。
より強固にしたい場合は紙を大きくして、折り目のところを二重にするとよいです。
色々な紙でつくる
僕はカバーをつくるために使えそうな紙をとっておきます。
包装紙はもちろんですが、紙袋なんかもカバーにすると面白いです。
以下僕の作ったカバーたち
左上二つは包装紙で作ったもの
ルノワールとアールヌーヴォーのガラスは展覧会のビラ
左下は楽譜のコピー
これらは紙袋を開いて作ったもの
大きい本にはカレンダーも使える
少し工夫すればビニール装にも
グラシンはご存知?
ブックカバーをつけるといえばグラシン紙のことが多いです。
普通の紙だと表紙や題が見えなくなってしまうのですが、グラシンは透けるので便利です。また耐水・耐油性もあるので保護に適しています。
またサイズを選べば切らなくてもそのまま使えます。
↓のサイズだと文庫や新書にちょうどよいです。
僕の紹介したカバーは紙を選べば可なり強いので持ち運びによいです。それに紙の再利用になります。
家で保管する際に保護したい場合は題が見えるグラシンを使うとよいかも知れません。
本は大事にすれば長く後世に残せるものですから大切にしたいですね。
この記事で紹介したカバーでも十分な強度がありますが、ものがたくさん入っている鞄などに入れると、おおわれていない部分の痛みがやや不安です。
大事な本や、貴重な本のためには下の記事のより強いカバーをつくってみてください。
タイトルが読める方が良い向きにはグラシン紙がタイトルも見やすくて理想的なのですが、コスト的にやや高いため、最近はもっぱら100均の半紙を使ってます。
タイトルも辛うじて読めるし、グラシン紙1枚19円に対して、約1円で使え、サイズ的にもほとんどの文庫・新書にぴったりです。
表裏で紙の風合が違いますが、どっちが好きかは好みですかね。
コメントありがとうございます。
半紙を使うというのは思いつきませんでした。
早速試して見ます!