なぜか給食中にかかるあの曲の正体

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今週のお題「給食」

学校で給食を食べていると、暫くして放送が始まりますが(どこの学校もそうであると云う体で話を進めます)、放送の係の人の声が聞こえるまでに曲が流れます。(どこの学校もそうであると云う体で話を進めます)

られーふぁみれどれみーどら らみーそふぁみれみみーふぁ

と云うあれです。

給食中にかかるあの曲の正体

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どれだよ!

と云う方もう少し御辛抱ください。

その題は・・・

「モーツァルトのホルン協奏曲」 

の普通第1番と呼ばれる曲です。

モーツァルト作曲 ホルン協奏曲第一番ニ長調

この曲を初めて聴いた時は

ええ、この曲ホルンの曲だったの

となりましたが、放送でかかる時はホルンが入る前に係の人が話しだすから聴けなかった、というわけだと思われます。

ホルンとは

ホルンをご存じない方もいらっしゃると思いますから、一応紹介しておきます。

これです。

wikipediaより

ホルンは英語でhorn ホーン、つまり”角(つの)”のことで、もと獣の角からできた楽器です。

中学のとき音楽室に楽器の写真が並べられていたのですが、私はその内「フレンチホルン」と云うぐるぐる巻きになった楽器をとても気に入っておりました。

なんか巻いてあってかっこいい

と・・・

モーツァルトの時代のホルンは中のごちゃごちゃした部分がなく、より角らしい形をしております。

楽器の編成

  • ホルンソロ
  • 管弦楽(オーボエ、ファゴット、弦楽合奏)

曲の内容

  • 第一楽章 ソナタ形式
  • 第二楽章 ロンド

緩徐楽章(通常あるべき2楽章)がないのはこの曲が未完成だからとかなんとか・・・

もともと角笛は狩りの時に使われたそうですが、それにちなんで第二楽章は狩りのリズムによっています。

給食中に狩りと関わるこの曲を流すと云うのは、農耕民族らしからぬことのようですが、まあそこまで考えられてはいないでしょう。

さて問題は第一楽章冒頭です。

問題の曲を聴いてみる


【Horn】モーツァルト ホルン協奏曲第1番【Mozart】

ホルンはバボラークという現代の天才ホルン奏者

演奏を聴きにいったことがありますが、巧かった・・・

どうでしょう

給食中にかかっていましたか?

この曲以外というのもあるのでしょうか。別の曲だったと云う方よければ教えてください。

おすすめCD

モーツァルトのホルン協奏曲は他に3曲ありますから、ホルンの音色が気に入ったら聴いてみてください。

バボラークのホルン協奏曲全集はこれまで確かなかったのですが昨年、最近グラミー賞で話題になった小澤征爾さん指揮で発売されました。

こちらもお勧めです。ダムというホルン奏者。

長らく好んで聴いておりました。

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3 件のコメント

  • あえちゃんさん
    わたしも知人との話の中で気づいたので詳しいことは知りませんが、この曲をかける学校が多いことは確かなようです。

  • 給食の時間にかかっていたのはビゼーの「アルルの女」のメヌエットでした。昭和40年台の熊本市立某小学校の話です。
    後にフルートを習ったときに最初の発表会で吹いたのですが、曲の練習は勿論のこと給食のイメージを脳内から追い払うのに苦労しました(笑)。

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